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[KFK​​​-​​​002] Promotion e​​​.​​​p.

by keifuk

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<1verse> あどけなくも可能性が輪を描く 喩え破綻しても花弁は謎へ咲く 空想が総て蹂躙する 多元宇宙論と有機物 滞留した粒子が頬を赤らめ 予見した道は事細やかで 無惨に霧散した意志が浮かんでは 藍が朱を食むに不安げだ 詰まるところ此処には何も無い あり触れた煩悶を先延ばし ありきたりで虚なくすんだ色彩 時間は如何に移るか知りたい 待ち人を焦がれ闇に紛れる 書き記し満たす悪しき大悦 愛には卑劣な些事しか見えず 落陽を模倣し去り際に笑む <2verse> 掴みかけた心はいつしか手から離れ 儚げにも枝分かれし背中合わせ 彼方の幻影に未練がましく視線が走る 禁じられた罪を知る危険な果実 猜疑心 ばかりが残り立ち行かぬ過去 劣等感を植え付けるは何食わぬ顔 美し女は 丑三の刻に月に帰す 無機質に降り頻る悔恨の雨と浮き沈み 振り向きもせずに去った朽ちぬ記憶と 切望とは名ばかりな行きずりの嘘 伽藍堂な 器の中には知り得ぬ得体 羨望 するが故に満ちてくれない 思いを必死に繋ぐに一途な振り 言葉 とは裏腹に秘密が好き 結実を知るにはまだ余りに弱い 光はじっと待つきっと悲しみの先
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<1verse> 夢で見た景色と其の儘同じ 言葉は永遠に何処かか弱い 騒がしく不愉快な音が纏わり 其処は彼と無い 愚かな終わり 今は昔隣人は小さき神々 柔らかく頬を撫でる君が見た光 美々しき我が心象では色彩が痛い 何時の間にやら満ち足りたみたい 生者の喜悦を終ぞ知らぬも 月を満たすと 悔いと似た嘘 弓も引かず後ろに立つ罪の美学よ 戦ぐ風に棚引きたる無二の白雲 何処へにも行かず木漏れ日を浴び 忙しい日々の営みの暇に溺れ密かに 虹を見つけた恐れに同じ微笑みを恥じ 血に染まり死の味を食み其処で行き止まり <2verse> 寂然と見様見真似に心を模倣した酷い雨 祈りさえ届かず清き風と岐路に立て 陽の下で佶屈くも一枚実り咲く命かて かなぐり愛し詩を読み奏でる死の調べ 血に飢えし礎に標を記し 知るべき事実は歪で居た 皮肉めいた石塊の様な 侘しく倹しき道を日々夢見た 何を引き連れ切り捨てては 火に焼べ我が糧に生きるべきか 位置付けを気にし続け身に付け 未だ未知数で意味不明だ 柔らかく図らずも陽の光をただ放つ空に 変わらなく新たなる細やかな朝は待つのかい 立つ瀬も為す術も持たぬならば明日も無い 腹が立つ誤解たまに人間が堪らなく怖い <3verse> 未だ嘘と過ごす想いは渇くほど募る 淡く脆くも儚く萠ゆるは高く昇る業 科学を冒涜した天つ空は雨雲の向こう 慾望を映し出した堕落の象徴 孤独と共に住まういじけた心が笑う 必ずや羽ばたくと惨めな言葉足らず 誰かの記憶の中に生きて過去を贖う 何れは灰と成りて死してなおも輝く 浅き宵闇に飲まれ何時しか終ぞ朝日を見ない 誰も居ない 緩やかに老い行く ただ独り 悲しみを語り読み聞かせる歌は祈り やはり他愛無く君と見果てぬ明日の話をしたい 其処は彼と無い 愚かな終わり 騒がしく不愉快な音が纏わり 言葉は永遠に何処かか弱い 夢で見た景色とそのまま同じ
6.
<1verse> 終止符を求めひどく急ぎ足 踏み平された記憶に問いたい 闇を劈く一筋の光 時を翔ける 文字の羅列に恋い焦がれる 砂を掴み悔いを直と指折り数え 疑わしく爪弾く縁取りだとて 忽ち波紋を広げる雨季の水面へ けたゝましく戦慄く終と初の素声 懸念ばかり募る愛の句をも穿つ 右手には恣意的な開放と抑圧 胸に持つ不明瞭は歩みつつ欠伸する 彩りも日毎に見劣り霞行く白日夢 この叫びは何れにせよ下らないだろう 腕を拱き頷けば裏腹に作用 批評を下すは聞き手の務め 確と見定め耳でよく読め <2verse> 刮目せよ堕落したこの世界は美しいか 未だ痛ましさに俯き目を瞑る日々さ 飽くまで詩を詩として紡ぐ意思は傀儡に似た 心に映る静寂 つくづく不思議だ 折しも文字に酔い色の濃いひと時よ 詠み人の意識をも憑代とし火起こし 往と来とを生き遠い記憶をくれた小気味好い 君の吐息と行き遅れた暮れなずむ空 触れ合う嘘や不都合な苦痛を捨て去る強さ 心無き持たざる者には非情にも夢は虚だ 如何に薄ぼんやりくぐもる愛を連れ歩くのか 流転する現を揺蕩い揺れたる雲間 花水木の様な淡い罪をやはり好き好む 探しつつ瓦解する情念をただ失意と呼ぶ 孤独を孕み産み落とすと怪しく身篭る 未だ見ぬ人の負を正しく紐解く赤い月の夜

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released April 27, 2020

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